現場の気づきから課題解決、成果の共有、そして社会発信へ
介護福祉士養成を行う大学、専門学校等における介護研究・卒業研究のテキストとして。また、現場の介護職の方々が介護研究に取り組む際の独学の手引きとしてご活用いただけます。
「いつ」「なにを」「どのように」すればよいかが一目でわかり、該当ページにナビします。
章ごとに繰り広げられる3人の対話によって、どうやって研究をすすめるか具体的にわかります。
本書の構成と活用のしかた
多くの研究法のテキストや調査法の解説書は、いかにも難しそうで、ハードルが高く感じられがちです。
しかし、本書の目的は、あくまで、はじめて介護研究に取り組む皆さんに、自分たちの気づきを研究という形でまとめあげ、
それを発信する「楽しさ」や「充実感」を味わっていただくということですから、けっして内容のレベルは落とすことなく、かつ、読みやすいスタイルを目指しました。
研究を進める上でヒントとなるワンポイント・アドバイスや、実際に自分の手と頭を動かして考えるワークも準備されていますから、
ワーク・ブックや授業の補助教材としても、さまざまな形で幅広く活用していただけるでしょう。
著者:矢原隆行