海の中では、サカナは見えなくて当たり前!
隠れている姿こそ、サカナの生きた姿です
生きもの摩訶ふしぎ図鑑シリーズ
実際の海中の写真から魚の姿を探す(=探魚<たんぎょ>)ことで、「本来の魚の姿」が学習できる!
《見つけにくさ》をレベルで表し、クイズ形式で紹介しています。
藻場や八放サンゴにまぎれこみ、プランクトンなどを管状の口で吸いこむように食べる。オスの育児袋からふ化した幼魚を産む特異な習性がある。以前は「タツノオトシゴ」の名まえで親しまれていた。
見開きイメージ
<もくじ>
1.風景に溶け込むサカナたち
2.ほかの生きものに隠れて生きる
3.「潜る」「なりすます」で、身を隠す
4.近くで見るほどわからないサカナの姿
5.昼と夜では大違い
6.「目」の場所をごまかして身を守る
7.みんなでいればこわくない!
8.食うか、食われるか
「サカナは生きもののつながりのなかに隠れている」
伊藤勝敏(右)×荻野洸太郎(いおワールドかごしま水族館館長)
【著者プロフィール】
大阪生まれ。業界誌の出版社に勤務時代、海藻の写真を撮るため丹後半島の海に潜ったところ、その生物の多彩な姿と幻想的な海中世界に魅せられ、海中写真に取り組む。これも一つの生き方と思い、撮影を続けその姿を『どっこい生きてる、ゴミの中-たくましい海の魚たち-』『ウオヅラコレクション』(ともに2010年/保育社刊)にまとめた。