本を探す

カテゴリ選択

だれでもみんなかんごしさん

全国学校図書館協議会選定図書になりました

だれでもみんなかんごしさん

本体価格 1,600円+税

著者●せがわあやか 文/おがわようこ 絵

サイズ●A4変型判/32ページ

初版●2019年12月

ISBN-13●978-4-586-08567-5

商品コード●080050210

書籍を購入

  • amazon
  • 楽天ブックス
  • 7net
  • e-hon
  • 紀伊國屋書店
  • honto

看護師の姿から優しく寄り添う心を育む絵本

作者は、現役の看護師でシンガーソングライターのせがわあやかさん。ご自身の経験を踏まえ、看護師さんに興味を持つ子どもたちへのメッセージがこもった内容となっています。看護師ってどんな存在?看護師さんのお仕事は?そして看護師さんになるには?といったところも理解でき、何よりも看護師に大切な人に寄り添う気持ち、思いやりのこころをはぐくむ内容になっています。

 

3月8・15日北海道文化放送「おはようのおはなし」にて全文朗読されました

<前編>

<後編>

子どもたちは“看護師”にどんなイメージをもっているでしょうか。やさしい人?たすけてくれる人?そばにいてくれる人?
どれもそのとおり。私たち看護師はそうありたいと思っています。

でもそれだけじゃない。患者さんを助けるためには、たしかな知識と技術が不可欠です。やさしいけど、注射がヘタでは信頼されません。だから、看護師になってからも日々学んでいます。最新の医療技術も、患者さんが心地よく療養するためのお世話の仕方や、患者さんへの声掛けも。どうしたら患者さんにとっていちばん良いか、いつも考えています。

「看」という字は「手」の下に「目」と書き、目の上に手をかざして「みる」様子を表しています。手をかざすのは遠くをじっと見るときの動作。そこから「見守る」「見抜こうとする」の意味ももつようになったと言われます。

「人を見る」「患者さんのちょっとした変化を見抜く」まさに看護の専門とするところです。その根底には、この人をなんとかして助けたいという真摯でやさしい気持ちがある。この絵本からは、そんな温かい心で冷静な判断をする、看護の仕事が伝わるのではないでしょうか。

もしお子さんが看護の仕事に興味があるようでしたら、ぜひこの絵本を一緒に読んでみてください。多くの子どもたちが「看護師さんていいな、看護師になりたいな」と思うきっかけになれば本当に嬉しく思います。

ゆうちゃん
絵がかわいかった。わかりやすかった。かんごしさんになりたいからうれしい本だった。
匿名希望
この本によって初めて、午前中は看護師、午後はアーティストとして活動している御仁が存在することを知りました。大変、立派な方です。
みー
瀬川あやかさん、素晴らしいと思いました。私自身、昔から看護師になることが夢でしたが訳あって叶わず… 現在2人の母となり、娘が看護師を志しております。 この絵本に励まされながら勉強しているようです。

みなさまからのご感想をお待ちしております。
投稿いただいたメッセージは、内容を確認の上、本ページに掲載いたします。

[利用規約] 保育社・ブックレビューについて

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。
※お寄せいただいたご意見・ご感想の著作権は小社へ帰属し、当ホームページや小社出版 物に転載させていただく場合がございます。
※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。悪しからずご了承下さい。
 ご質問・お問い合わせはこちらをご参照ください。
※ご記入いただいた個人情報は、返信・連絡などの目的以外に使用したり、本人の同意なしに個人が特定できる形で公表することはございません。