「わが子は理系に進学させたい」そんなお父さん・お母さんにおくる、究極の“理系”子育て本。理数科に興味を持つ子どもに育てるために、家庭内で大切なことや具体的にやるべきことを、理科のティームティーチング教員である著者ならではの視点でお教えします。
今”理系”がアツい!?
新聞記事やテレビ番組の特集など、なにかと話題の”理系”。注目度が高まっています!
新聞記事になった内容をご紹介します。
理系卒の年収実は文系より高く
理系と文系を卒業した人の年収を比較すると、理系学部出身者のほうが高収入なことが明らかに。調査チームは「専門知識があり、仕事の選択肢が広いため」だとの見方を示している。(日本経済新聞2010年9月20日記事より)
人気は理系…大学学部選びで
今年の大学受験生の志望学部動向をみてみると、理系学部の人気ぶり(+女子の増加)が目立つ。就職に有利なイメージがあることや、日本人科学者のノーベル賞受賞が相次ぎ、研究分野の目を向けられるようになったためか。(朝日新聞2011年1月17日記事より)
このように注目が集まる”理系”。しかし、実際に”理系”の子育てなんてどうしたらいいの?という疑問にすべておこたえします!理科が苦手な親にこそ、読んで欲しい1冊です。
本書の内容(目次抜粋)
●国語ができる子は理科もできる
●小学校3年までは、意味ある遊びが大事
●理科が好きになると、視野が広がる
●親の対応ですべてが変わる
●「ペットを飼いたい」は黄信号?
●親といっしょに遊ぶ体験を
●理解してほしい学校の実態
●家庭でもカバーできる理科の実験
●「楽しい」だけでは力がつかない
●見る番組を選ぶことがたいせつ
●休日はいろんな施設を利用する
●博物館・科学館の楽しみかたのコツ
●読み聞かせで親は役者になろう
●化学は家庭生活の中にこそある
●子どもは「うちの親はえらい」と思いたい
●「こんな人になれたらいいな」という出会い
●好きなことを一生懸命やる子どもにするには
●ただし「好きなことしか」しなくなったら
●理系進学に必要な勉強は
●親も勉強がたいせつ
●進路選びは、反抗期にやってくる
2011年3月25日発売
著者紹介●京都府出身。小学校教諭(理科ティームティーチング教員)。
2010年「第9回ちゅうでん教育大賞」において、「小学校で理科を深化させる試み~児童理科研究室の取り組みを通して~」にて、教育優秀賞を受賞。月惑星研究会関西支部支部長。大津アストロクラブ代表(天文の啓蒙活動)。